CW: #fediverse読書部 【終のナース】 死に関する表現があることに注意しつつお読みください⇒
【終のナース】紹介+感想的なもの。投下がまだだったので。
ご恵送いただきました。
がんの終末期在宅医療がテーマの漫画です。
(当人の希望があっても、多くは自宅でなく病院で最期を迎えることが多い現代で)
最期まで自宅で過ごすことを目指す、訪問診療・訪問看護の現場が舞台。
もちろん病気の進行によっては在宅ではかえって辛いことになるため、全てがうまくいくとは限らないのですが。
一般家庭で器具も充分でない中、「畳の上で看取れる」よう懸命に頑張る看護師さんのお話です。
やはり「自分ち」にいるので、生活と密着したお話も多かったです。
病状的に本当は食べられない好物のこと、入浴のこと、子供に料理を教える親御さん……
またなにげない生活の描写の中で、治療に関する誤解の多い部分についてさらっと描いてあったりもします。
感想の中で取り上げようかとも思ったのですが、漫画で実際の場面に即して描かれているから
誤解が解けやすい、という面あるよな~と思ったのでここには書きません。実際に読んでみて欲しいです。
自分の祖父母のとき(がんではなかったですが看取りのとき)も
誤嚥性肺炎になったとしても
食べたいものを食べた方がQOLが上がる
という方針だったな、と思い出したりしました。
当然、看取りのシーンも多いのですが、
患者さんの生活と並んで歩く診療・看護だからこそ
その患者さんがこうありたいと望む形に近い最期を目指せる部分はあるのかなと感じました。
(※病院での最期を否定するわけではもちろんありません。)
自宅で、という希望がある患者さんが実際にそうできる、というだけでなく
人生の大事な一部である「自宅での生活」のなかで最期を迎えるとはどういうことなのか、に、思いを馳せる1冊でした。
終のナース
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