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【神無】八日目最終日
最終日でした。
最後が難しかったのでもしも現実に同じ状況になったら私はどうするんだろう、と考えています。
最後の選択はどうしようかな……ととても迷いましたが、うーん、どちらかを選ばねばならないと思っていたけど、今思うと明日香を殺させるを選んでいれば干渉せずに見ていられたのかなと思いました。難しい。仮に明日香を殺させるを選んだ時に、HO2が明日香を殺さないで自分を殺すを選んだとしたら、HO1は後ろから包丁持たせて明日香を刺すようにSTR対抗とかしないとHO1自身の宣言と矛盾するのでしなきゃいけないと思うんですけど、それでもHO1が失敗したらHO2に自分のことは自分でけりをつけさせられたのかな、ということはHO1は過干渉的だったのかな、などと思いました。難しいです。宣言は途中で変えられないですし、うーん……、現実なら最初は覚悟をしたとしても相手の出方を見て都度柔軟に動きたいですけど、シナリオ指定で変えられないので仕方ないなと思いました。
誰かが誰かを殺すのを見てるだけというのは謎ですし、止まらないとしてもやっぱり人間としての行動なら誰もが無意味だとしても庇うことをするのではないかと思うので、出てきた3択がどれも自分では思いつかないものだった時、どれも無理な中でどれを選ぶかというのは難しいなと思いました。私は人を殺すくらいなら死ぬ方がいいですが、理由がわからないまま誰かが誰かを殺すのをただ見ているのもいけないと思うので(ここまでで何故明日香が殺意を向けられているか全くわからなかった/恋愛感情系は明確に言葉にされないと全く理解できないPL)、選択肢がなく自由に行動できるとしたら、咄嗟にどうするのが本来最も心に敵うのだろう、と改めて考えさせられます。
正直、その上で自分で決めたのならPCには自我失って欲しくなかったな、何か自力で耐える手段があったらよかったな、と思いました。自分で決めたことで人に頼るって行動原理が謎過ぎて、私は自分のPCに最後ついていけないというか共感できなかった……とはいえ渡された怪しい道具を使うということはそういう、自分の意に介さないことになるのか……という教訓になりました。やっぱり薬物は私には合わないのだということを身をもって知れた気がします。バフがないと死ぬなら死のう。フィクションだとしても二度と使わないと思います。貴重な学びです。
多分そういう意味ではPLとPCを離せる仕組みが整備されていて、ゲームとして自分と全く違う思考と行動パターンのキャラクターを自分と完全に切り離しつつシナリオにたまに動かしてもらいつつ操作するシナリオなのだと思いました。そういう意味ではPLに対して障壁をつくってもらえるセーフティが働いている安全なシナリオのつくりだと思います。
ここまで最終日の内省で、以下感想です。
最終日、ハンドアウトに備わっていた狂気を爆発させかけた苺さんが、自分でそれを抑え込んで責任をもって自分で処理をしようとしていて、とても立派だったと思います。動画の中の無責任に人を殺して狂気に飲まれた人々とも、幼い日のこととも違う行動をしたのは、成長を感じられて、TRPGにおける主人公はPC達でかつ苺さんはそのうちの一人である、を感じられてよかったです。
あとは最後のハシの葉チャレンジを初回100ファンブルで失敗は成功の元をしていた陽翼さん、コーヒーおいしくない安い豆をずっと言ってたのが面白かったです。美味しい豆を選んだらいいんじゃないかな?って言ったらお金あるならお給料上げるべきという話になって、結局コーヒー豆は安くておいしくないものが好きなのかな?と思えて、面白かったです。半笑いで褒められても嬉しくないというのも、自分が誠実な分だけ他人にも誠実さを求めている感じで真面目さが伝わってきてよかったです。
儚いゴーレムの蒼真さんは苺さんを大切にしていて、NPCよりPCの考えが一貫していて、安定感のある守護神という感じがしてよかったです。ゴーレムの能力は最後なくなって普通の犬になってしまいましたが、その代わりに苺さんとこれからも一緒にいられるようになったので、守るという約束をこれも一貫させていて信頼を感じました。最後に生き返らせるにあたってどうしたいかを、みんな想いの蒼真さんらしくみんなに聞いていたのに一部の人は答えなかったので、一生懸命自分で考えようとしていて偉かったなと思いました。
Q。さんは自分の好きなものに正直で、マーモットを最後に入れたいんだとなったら入れるところが面白かったです。好きなものを描くことは創作する楽しさだと思うので、お好きなものをたくさん詰めて出してくださるのはよいなと思いました。
シナリオについては、CoCは公式シナリオがまず頭にあると、最初の依頼主の登場から変であるというのが定型を崩す形で描かれるのは面白かったので、そこから色々疑いなさいと働きかけられたみたいに感じられたのが面白かったです。
クトゥルフ神話は神への冒涜を恐怖として感じる為の物語だとするなら、【神無】というタイトルを普通にクトゥルフ神話の文脈で読むと、タイトルからして神の存在への冒涜だと思うので、クトゥルフ神話の昇華のパターンのひとつとして、どんな挑戦的表現が待っているのだろうとわくわくしながらプレイしました。
物語の中で神などいないと言われていても、明日香も茉莉奈も他人の為に自分の命を差し出すという善行を以って神を証明していたと思うので、ハシの葉をとっても祟りがなかったといっても、あのおじいさんは自分の見たいものだけを見てる人だと思いました。神無とは神を証明する為の反語表現だととらえているのですが、一感想にすぎません。
改めて、全八日間一緒に遊んでくださりありがとうございました。
#雪色卓報告
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