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【CoC6版シナリオ】紙片に縋る鯨 / SPLL:E109619 | 花蝶魔法工房 https://hinoatelier11.booth.pm/items/4303083 #booth_pm

PL:1人(+KPC)
想定時間:2-3時間
推奨技能:目星、図書館
職業固定:小説家

貴方は、小説家である。

張り付く汗が嫌で、思わず睨むようにして太陽を見た。あまりに眩しくて目を閉じた。道路に揺らめく陽炎と空から見下ろす入道雲が自分から何かを奪っていこうとしているようだった。
恨めしい。疎ましく愛おしい夏のある日のことだ。

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【公開ハンドアウト】
HO:貴方は小説家である。 貴方は現在スランプに陥っている。貴方は夏が嫌いだ。貴方が血反吐を吐きながら書き上げた小説は賞に落ちた。 貴方には貴方の作品のファンがいる。その人は貴方の担当編集者として職を持っている。 貴方は嫉妬で生きている。貴方は、編集のその人が嫌いだ。自分より才能を持っている、その人が嫌いだ。その人は、
過去にとある作品で文学賞を取っている。貴方が取れなかったそれを過去に取ったのだ。だのに、その人は貴方の書くも のが好きだという、愛おしいという。貴方のことを“先生様”と呼ぶ。
貴方は、小説家である。今日もただ文字の書かれた紙を破り捨てた。紙片と成り果てたそれが大嫌いな夏の風に攫われ
て入道雲の奥へと消えていった。
・KPC について
現在は PC の担当編集者である。かつて小説家をしており『鯨の在り方』という作品で賞を取っている。それは、貴方
が血反吐を吐きながら書き上げた小説で狙っていた賞であった。 彼は貴方のことを“先生様”と呼び、貴方のファンだという。貴方の原稿を否定したことは今の今まで一度もない。(誤
字訂正などの校正は行われるとしても)
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:tensai@.: 9

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