CW: 四季送り 夏と冬のタイマン
「……炎、私が――炎の大切な人を殺した、と言ったらどうしますか?」
一瞬、彼が息を呑んだように思えた。
暫しの沈黙。へらりと口元を上げた彼の笑顔はいつも通りに、見える。
「…………えぇ……いやいや、流石に鶴ちゃんでもその冗談はちょっと笑えないよ?」
「はい。――傷付けに来ました。……いえ、腹を割って話すため、それも厭わない気持ちで来ました」
「大切な人――そうですね、」
「――待って」「はい」
続く言葉を制される。何度も耳にした“兄”らしからぬ焦った様子。
違和感に釣られるように彼の顔を見ても、|普段通りの《本心の見えない》笑顔が其処に在るだけ。
「場所、変えよっか」
「……わかりました」
結局、彼の提案により自宅へと赴くことになった。
あたま おかしくなるよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!(急な自我)(暴れ)
鶴ちゃん…………炎くん……………………はぁ……………………………………
「…………」
素直に部屋へ足を踏み入れた彼女を見つめ、後ろ手で鍵を閉める。
カチリ、外部と断絶された音。
白い背を、力の限り蹴り飛ばす。
「――ぃ、…………」
体躯を強かに床に打ち付けた音がした。
痛みで僅かに曇った顔、揺れる瞳がこちらを捉える。
「…………、怒ってる……?」
「――――。」
仰向けに返す。首に手をかける。
コトン。何かが倒れた音。
この部屋にあるものなんてたかが知れている。最低限の家具と、それから――――
一瞬、彼が息を呑んだように思えた。
暫しの沈黙。へらりと口元を上げた彼の笑顔はいつも通りに、見える。
「…………えぇ……いやいや、流石に鶴ちゃんでもその冗談はちょっと笑えないよ?」
「はい。――傷付けに来ました。……いえ、腹を割って話すため、それも厭わない気持ちで来ました」
「大切な人――そうですね、」
「――待って」「はい」
続く言葉を制される。何度も耳にした“兄”らしからぬ焦った様子。
違和感に釣られるように彼の顔を見ても、|普段通りの《本心の見えない》笑顔が其処に在るだけ。
「場所、変えよっか」
「……わかりました」
結局、彼の提案により自宅へと赴くことになった。
あたま おかしくなるよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!(急な自我)(暴れ)
鶴ちゃん…………炎くん……………………はぁ……………………………………
「…………」
素直に部屋へ足を踏み入れた彼女を見つめ、後ろ手で鍵を閉める。
カチリ、外部と断絶された音。
白い背を、力の限り蹴り飛ばす。
「――ぃ、…………」
体躯を強かに床に打ち付けた音がした。
痛みで僅かに曇った顔、揺れる瞳がこちらを捉える。
「…………、怒ってる……?」
「――――。」
仰向けに返す。首に手をかける。
コトン。何かが倒れた音。
この部屋にあるものなんてたかが知れている。最低限の家具と、それから――――